南陵会会長挨拶
理事会にて推挙され、新聞南陵の誌面決議にてご承認いただき、山本健二前会長の後を受けて会長職を務めさせていただくことになりました、16期・野球部OBの花田陽一です。1期2年、しっかりと頑張りますので、宜しくお願い致します。南陵会活動に参加して私の人生は大きく変わりました。旅行会社で働いていた38歳の時に総会・懇親会の当番期として南陵会に携わり、当番期を終えて理事のひとりとして南陵会活動に参加、先輩理事との交流が増えた頃、今の職業に就く縁を結んでいただいたのが、当時の会長の小田龍一さんであり、それを力強く支えていただいたのが、次の会長の平山和子さんでした。今の仕事は大変ながら、この転職をきっかけに私の人生は大きく前が開けました。多くの人との交流が増え、地に足をつけて年を重ねていけるようになりました。南陵会との出会い、そしてお二人との出会いには感謝の気持ちでいっぱいです。
個人情報保護法制定や犯罪利用への抑止から同窓会名簿の発行を中止したり、活動の情報発信が、新聞南陵のみからFacebookやInstagramへと多様化したりと同窓会活動も様変わりしてきました。情報入手もあらゆる手段が生み出され、個人個人の同窓会そのものへの考え方も大きく変わってきたように思えます。そのような時代ですが、私に与えられた仕事は、南陵会活動を将来にむけて強固なものにするため、代議員制などの制度改革の制度設計をさらに進め、私の任期中に施行し、若い世代へ引き継いでいくことと考えています。
多くの素晴らしい先輩方と巡り会えた幸せと恩返しの気持ちを胸に、先輩方が築き上げたこの南陵会を後退させることなく、必ず前に進め、同時に母校・八幡南高校の更なる発展に尽力していくことをお誓いして就任の挨拶とさせていただきます。
最後になりますが、新型コロナウイルス感染症が流行し、南陵会も苦しい数年間を経験することになりましたが、山本前会長の冷静で思いやりのあるリーダーシップでこの危機を乗り越えることができたと感じています。山本会長、ありがとうございました。